お正月(ソルラル)と並ぶ大きな名節の一つ「秋夕(チュソク)」月の満ち欠けとの関連で決まるチュソク、旧暦の8月15日で「秋の真ん中」と表現されるとか、毎年、日付が違います。2015年は9月27日がその日に当たります。前後の26日、28日を含めた3日間が「チュソク連休」だとか。チュソクって何時の時代からの大切な行事になっているのかしら?と気になりました。1145年(高麗仁宗23年)、金富軾(キム・ブシク)らが紀伝体で編纂した三国(高句麗・百済・新羅)の歴史書、三国史記(サングッサギ)に、今から2000年前の新羅第3代儒理王9年(西暦32年)の記録に秋夕とよく似た行事を見つけることができるそう。・・・(ソウルナビ参照)そんな昔から大切にされてきた行事なのですね。「収穫の季節、豊作を喜び、祖先の徳を追慕し祭祀を行い、自分の生まれた根本を忘れずに恩を返す」ということで、日本のお盆のような民族大移動もあり、贈り物をする習慣もあるのですね。トヨンさんは、どう過ごされるのでしょうか?うれしいニュースも漏れ聞こえています。ご両親様たちと過ごされるのか、小さなお子さんを連れてのラッシュの旅は控えられるのかしら?いずれにしても、カードに書かせて頂いたように、「豊かで満ち足りた中秋 楽しさも共にあられますように」と祈ります。