12月18日2005年の12月に「春のワルツ」の撮影ご一行様が泊まったホテル シーホテル グルナー バームの朝食です。右の写真にはパンに飲み物、左には、ハムやソーセージ、チーズなどが色々、写していませんが、その左には、シリアル類にヨーグルトなどがありました。お野菜は殆どありませんでした。そして、お味は結構塩辛いです。(ここは塩の産地ですから、というのは冗談です)今回、久しぶりにハルシュタットをネット検索してみました。8年経っていますが景観は、世界遺産に登録されていますので、殆ど見た目は変わりません。しかしホテルのソフト面はすごく変わっているように思います。勿論、今は夏のシーズンで雪は無いですし、私たちが震えながら出てみたテラスなどは、最高のシーンで写っていました。ホテルも増えているようですが、やはりこのホテルが一番のように出ています。食事の後は、また歩きます。ホテルを出ると目の前がマルクト広場と言って、このハルシュタットの中心地です。と言っても小さな広場です。広場を囲むようにレストラン、ホテルが建っています。その真ん中、両側から建物に挟まれて、ゼーヴィルト ツァウナー(Seewirt Zauner)ホテルがあり、先ず恐るおそるドアを開ける。というのは、「今は宿泊客にしか食事は出していない」と張り紙があったから。別に食べられなくてもいいんだけど、レストランが見たい。マダムが出てきて食事は無いと言う。レストランを見せてほしい、窓にツタがあって、、というと、いいですよ。と、二階へ案内してくれる。ああ、ここだ~~、そうです。チェハとイナが食事をしたレストラン。窓には緑のつたが絡んでいる窓際のテーブル。ちょっと写真写させてください、とお願いして、チェハの座っていた場所に座って写真だけ。スカートは「春のワルツ」とタイトルと音符が一杯書いてある、音楽の絵を描く友人が描いて作ってくれたスカートです。ダンケシェーン、で出てきました。見られて良かったです。そして、また緑の館へ。今度は洗濯物が無かったです。ああ、良かった。あっちこっちジロジロ、思わず、テラスに入ってこんにちわ。と言いたくなりました。フィリップが車を停めていた所に立って教会の方を写すのが、ベストポジション。ハルシュタットと言えば、ここからの写真が出ています。私もそんな写真を持って写ってます。目的達成、またマルクト広場に戻ってきて、今度は、カフェ レストラン ツム ミュールバッハという所でランチ、チェハの食べたレストランで食べられなかった名物の紅鱒のソテー、私たちがさんまの塩焼き丸ごとお皿においたみたいに、鱒がのってます。そして、ポテトが一杯。デザートは、コーヒーとあま~~いケーキ。コーヒーはこのように必ずお盆に水と一緒に供されます。水とスプーンの置き方に店夫々のこだわりがあるということです。少しお値段が高いなと思ったら、このマグカップがおみやげとして頂けるシステムになっていました。ハルシュタットと書いてある、良い記念になりました。カロリーが高い食事なので、毎日、歩き回っています。カソリック教会に行ったり、凍りついている滝を見に行ったり、あっちこっち、といっても湖に沿った細長い町です。おかげですっかり詳しくなりました。暗くなる頃、ホテルに帰り、Hallstatt最後のディナーは、お気に入りのビールで乾杯です。おつまみが珍しいものでとてもおいしくて、ビールがすすみました。12月19日、今日も良い天気になりそうです。一度雪が降って欲しかったですが、実際に雪が降ったら、寒くて大変だったろうと思います。ホテルのテラスから湖をバックに最後の記念写真です。後の家の固まりに緑の館が写ってますが、小さくて、、、、またまたトランクを抱えて、船に乗ります。船の最後尾から去りゆくハルシュタットの街並みを写しました。一番左がホテル(少しだけ写っている黄色い建物)そして、教会、その右の黄色い建物の傍から船は発着します。そこの柵が、雪積みした所、右の上に見える塔がカソリック教会、そして、右に・・・・残念、写ってません、緑の館があります。ハルシュタットさようなら、です。列車に乗ってATTNANG-PUCHHEIMまでの沿線の景色が本当に美しいです。Bad Isch近郊がとても美しい景色です。傷心のチェハがうつむいて歩いていた橋、そこでウニョンに再開。その橋に行きたかったのですが、ここで降りるとある筈、、、しかし、時間の関係で割愛。きれいな流れにかかるきれいな橋を見て、チェハの歩いた橋?と、思うことにしました。違いますけどね。チェハの足跡を辿るオーストリアの旅は終わりました。ウィーンに戻りそこからは、息子たちを訪ねてのベルギーの旅になりました。終わり(2007年に旅行した時の内容ですから、ホテルの状況など相当に変わっていると思います。息子たちも転勤を終えて日本に帰ってきています。)でも、チェハ・トヨンさんを訪ねての旅が、年は違えど、ほぼ日の近い年末に行って来れたことはとてもうれしいことでした。ユン・ソクホ監督に見出されて、いきなりの「春のワルツ」主人公に抜擢、しかも、二役のような難しい役、楽器の演奏、言葉も、ドイツ語をと、どんなに大変だったかと思います。ヨーロッパの風景も殆ど目に入っていないと言ってたトヨンさん、それどころでは無かったでしょう。でも、トヨンさん、ヨーロッパで風景に溶け込んでましたね。そして、似合ってましたね。またいつか、行かれて下さい。それでは。