ここが玄関ですよ、緑のドアを開けました。そこには、「春のワルツ」の世界が広がっていました。あ~目をつむっても思い出せるチェハと、いえいえこの時はもう、スホに戻っていたでしょう。スホとウニョンの可愛い生活が思い出せます。二人でチゲ鍋の味見をする台所、あの緑が至る所にある台所、そして二階はピンクのお部屋。イナさんがちょっと意地悪な顔で寝転んでました。ウニョンは奥の部屋で、明日、ピアノを弾くチェハの洋服を整えていました。なんてことも思い出してしまった。二人の大切な貝がら細工、チェハの家の傍のお店で売ってました。私、可愛いのを買いました。直径5センチほどのブローチです。この家から見える海の入り江に浮いている筏でたくさんのあわびが育っているそうです。ピンクのお部屋で、声を掛けられました。日本人の方ですか?こちらまで遊びに?いいですね。ハイ、友達とこの家を見に来ました。来れて幸せです。と。ここであわびの養殖の指導もして出来たあわびを日本へ輸入している人たちでした。男性だけで背広姿でチェハの家見学に来たという人も珍しいのではと思いました。が、きっとたくさんの貝があるのでしょう。ウニョンさんの貝殻細工には及びませんが、でも、雰囲気は、、、大事にします。ラストシーンのテラス、行けないようになってました。もしも行けたとしても、遠慮したでしょう。床が落ちては大変ですから・・・・2007年12月1日にアジア初のスローシティに選定され17のスローキル(道)がつくられました。美しい景色で自然に足が遅くなる、という意味のスローだそうです。 4月中、青山島は、Slow Walking Festivalを開催しています。そのため、毎日、歩く人たちがたくさん訪れていますが、言葉通り、無理の無い、楽しい歩きになっているようです。(チョンサンドは「チッタスロウ(イタリア語)」に認定されています。英語でいうと、「スローシティ」だそうです・・・かたつむりのような歩み・・・)石垣のむこうは菜の花です。その先は、赤や青の屋根が一杯です。アワビ御殿も建つという現代です。豊かな島になっていることがとってもうれしかったです。潮風で傷みやすい屋根は毎年、赤や青に塗って補強をするのだとか、また訪れたい島、でも、今日のこの感動を胸にしまって大事にしておくのも良いかもしれません。「春のワルツ」チェハや~~です。