ハッと気が付き、ウニョンだと、ウニョンを探さなくてはと、気が付いて走り出したチェハが通った階段のあたりでしたか、この青いネオンの造形「クリスタル・カリグラフィー」言葉の壁を乗り越えたいという願いの元、アメリカの天才ガラス工芸家ポール・サイデに寄って生み出されました。その頃、ウニョンは、館員に案内されながら、右の丸い絵が浮き出てきている廊下を手をかざしながら歩いていましたね。絵柄も刻々と変わりました。「懲りの小径」スタジオ・アッズローのデザインによる歩みと共に変化する床の色彩とファォルムを楽しむ小径です。ウニョンは楽しみましたが、チェハは、楽しむどころか、大股で、ウニョンを追いかけて駆け抜けたことでしょう。その先には、くらげの造形「メタモルフォーゼ」巨大クラゲのカツオのエボシが、クリスタルで作られいて、光のオブジェとなっています。くらげが2つ?4つ?いるのでは無く、くらげは一つです。色が白から赤から緑からと変わり、壁のかがみに写っているから、変化する色の2倍の数だけくらげが居るように見えて、相当に気持ち悪いです。そして、光の道から吐き出されたら、スワロフスキーの会社の展示場でした。目の保養にはなりましたが、余りの豪華さに、手の出る物がありませんでした。チェハになったように、クリスタルミュージアムの中を駆け抜けた私は、フーという感じに疲れていました。外へ出ると、ピリリとする寒さ、ジャイアンの背中?に上りました。巨大な植栽に寄る迷路が作ってありました。ジャイアンの手でしょうか?緑に茂っていたらきれいでしょうね。そして、またインスブルック駅へ行くバスを待ちました。もう少しで、私は凍死するかと思ったほどに寒かったです。白い木々が夕方になると、キラキラと電気で輝いて美しくなるのですが、とてもとてもそれまで待っていられません。これはお泊りの方しか楽しめない趣向です。最終バスに飛び乗って、命からがらインスブルックの駅へ戻りました。夕方の5時ごろホームです。空は青く、雪山が白く光っていました。スキーを担いだ人、スノーボードを持った人、大きなリュックの人などが居ます。私たちはまたザルツブルグに帰りました。今夜はホテルへ戻る前に昨夜のお店で夕食を食べました。デザートも一皿とって二人で分けて食べました。「ホームメイドのアップルシュトルゥーデル」チョコレートソースとオレンジソースでおいしく食べました。ホテルに帰ってくると部屋にこんな写真が、、、今朝、お城の見えるお部屋に代りたいと申し出ました。あまりお城は見えないし、今の部屋の方が広くて良いからごめなさい、と言われ仕方ないなと思って居ましたら、窓にホーエンザルツブルグ城の写真が貼ってありました。ウン、これならいつでもお城を見ることが出来るわ、ホテルのユーモアに本当に笑ってしまいました。15日終わり